住みながらのリフォームで気をつけたいポイントまとめ

キッチンだけの場合や、浴室のみなど部分的なリフォームでは住みながらリフォームする方も多いですね。この場合1日ほどで工事が完了することもあるため少しの我慢で済みますが、大規模リフォームの場合はできれば仮住まいを用意したほうがいいでしょう。しかし、費用の問題や、近隣に適当な物件がないなど事情があって住みながらリフォームすることを選択する場合もあります。住み慣れたわが家ではありますが、工事中にはいつもと違った生活をしなければなりません。では、住みながらリフォームする場合はどのようなことに注意が必要なのかチェックしてみましょう。

水回りが使えない期間の対処法は?

トイレやお風呂などをリフォームする場合は、生活がとても不便になることが予想されます。ユニットバスの入れ替えであれば1~2日で完了しますが、タイルの張り替えなど時間がかかる場合は使えない場合の代替え案を考える必要があるでしょう。まずは、事前に時期を確認してなるべく早く使うことができるようにスケジュールを調整してもらったり、仮設のトイレやバスルームの設置が可能か確認をしましょう。しかし、その分費用はかさむため、お風呂なら銭湯を利用するなど負担の少ない方法を見つけるのもおすすめです。近所に親戚などがいるようであれば、リフォーム期間だけ借りれるようお願いしてみるという手もありますね。マンションなど敷地の問題により、仮設が難しい場合は工事期間が短くなるような設備を使うなど工夫が必要です。

工期・スケジュールの確認は余裕をもって

リフォームはスケジュールは綿密に立てても、解体段階で不具合が見つかるなど変更になることはザラです。ギリギリの計画を立てていると、進学や受験など大切な用事とかぶってしまうことがあるかもしれません。夏冬の季節の考慮だけでなく、余裕をもったスケジュールを立てることが大切ですね。

 

鍵の管理や家財道具の管理など

リノベーションでは家財道具の管理についても考えなくてはなりません。この機会にあまり活躍の機会がなくなった物に関しては処分するのもいいでしょう。大切な家財を家の中で保管できない場合は、トランクルームを利用するのが一般的ですが、運び出しや梱包については自分たちで手配することが求められます。しかし、一部の引越し業者では家財道具の預かりサービスを行っており、梱包や運び出しもセットになったプランもみられます。忙しい方や高齢者、小さな子どもがいて時間が取れないといった方に最適なサービスといえるでしょう。工事期間中は不特定多数の人が家の中を出入りしますが、リフォーム期間でも必ず在宅する家人が必要という訳ではなく、共働き世帯でもカギを預けて出勤することが可能です。しかし、何かトラブルがあった場合たらい回しになる可能性もあるため、カギを預ける際は管理者や責任の所在をはっきりさせ、必ず書面に残すことが重要になります。

子ども・高齢者がいる場合の注意点

子どもや高齢者がいる場合は、いつもと生活リズムが違うためストレスを感じることも多いでしょう。また、工事している場所は釘が落ちていたり、さまざまな工具があり危険です。そのため、あまり近づかないよう工夫が必要で、なるべく外での時間を増やしたり、一時預かりを利用するのもいいでしょう。ストレスを感じるなどデメリットもありますが、家ができる過程を見て愛着を持ち大切に使うようになるといった子も多く、メリットもあります。現場には近寄りすぎず、遠くで見守るよう話し合ってみることをおすすめします。

ペットがいる場合の注意点

知らない人・知らない匂い・騒がしい音でペットたちはいつもより興奮しやすい状態にあります。いつも静かな子も吠えてしまったりと、ストレスから問題行動を起こしてしまうことも考えられますね。また、戸締まりを完璧に行えないことで脱走の危険が高まることも考えられるでしょう。できれば、工事期間中はホテルに預けるなどの対策を講じることをおすすめします。これはペットだけの問題ではなく、職人さんの中には動物アレルギーを持っていたり、苦手意識を持っている方がいるかもしれません。しっかり仕事をしてもらえる環境づくりとしても検討するべき項目です。

住宅リフォームは業者選びが大切

家の中に出入りし、カギを預けることもあるため業者選びは費用だけでなく信用できる会社を選ぶことが成功の鍵となります。住みながらリフォームする場合は特に重要な点ですね。

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