水回りリフォーム<お風呂場編>

家の中でも清潔や快適さを重視したいお風呂場。「古くなったからそろそろ」「バリアフリーにしなきゃ」など人それぞれリフォームのポイントがあるでしょう。とはいえ、価格も工賃も決して安くはない場所のリフォームなのでしっかり検討したいですね。ここでは迷いがちなお風呂のリフォーム時期や、リフォームの注意点についてお伝えします。

風呂場をリフォームする理由

お風呂の技術も日々進化しており、家庭用でも肩部分に打たせ湯がついているものやミストサウナがついているものなどもみられます。新しいお風呂をみると、つい我が家の欠点を挙げ連ねてしまうこともあるでしょう。とはいえ、高い買い物なので使えるうちは使い、ベストなタイミングでリフォームに踏み切りたいというのが本音ですね。実際にリフォームに踏み切った方は何がポイントになったのか気になりませんか?参考にみていくと、同居する親世代の足腰が弱ってきて、昔の縁が高いバスタブだと危険になってきたのでバリアフリー対応のお風呂にリフォームしたという意見がみられます。家族が増えたり、体に変化がでてくる時期はリフォームを考えやすい時期です。高齢化の時代に突入している現代では、段差をなくすだけでなく人を釣り上げてバスタブに入れる専用のクレーンをつける方も少なくありません。また、器具がサビたり水漏れなど劣化してしまい、部分的に修理するくらいなら全体的にリフォームするといったパターンもありますね。そのほか、太陽電池を設置したので、ガスから電気にお風呂も一新させるといった意見も聞かれました。きっかけがあるけど、迷っているという場合なら専門家に相談だけでもしてみるといいかもしれませんね。

お風呂場リフォームの注意点

工期

工事の期間をなるべく短くしたいのか、それほど気にしないのか、それによっても選び方が変わりますね。お風呂には大きく分けて2つのタイプがあります。1つは何もかもセットになっているユニットバス、マンションなどは大抵このタイプです。もう1つは、バスタブやタイルを別々に選び1つの部屋のように自由に配置する在来浴室。古いタイプの住宅だけでなく、檜風呂などこだわって作る場合にはこちらの方法が用いられます。ユニットバスからユニットバスへのリフォームは比較的工期が短く、最短1日、平均5日ほどとなっています。また、在来浴室からユニットバスへのリフォームは最短3日、平均7日ほどを目安にしましょう。ユニットバスや在来浴室から在来浴室にリフォームする場合は、プランによって大きく異なるため工務店側によく確認し、工程表をもらっておくことをおすすめします。

バスタブの大きさ

大きなバスタブは足が伸ばせて気持ちいいですね。子供が生まれるタイミングで、みんなで入れるよう大きなものにリフォームする方もいらっしゃいますが、水道代などの光熱費がかなりアップすることを忘れてはいけません。長さが120cmほどの浴槽は身長170cm前後の方ならそれほど窮屈に感じず入浴できるタイプで約300Lの湯量が必要です。一方、親子で入浴してもそれほど窮屈でないとされる160cmの湯量は420L。1回の入浴で100L以上の差がでると1ヶ月で3000Lの差となり、上下水道代が1L当り0.2~0.4円なので900円~1200円の差が出ます。水代だけで1年で1万円以上の差となり湯沸かし代もかかるため、節約したい!という方はよく検討しましょう。

素材

気をつけていても滑りやすいお風呂では、万が一のことも考えなければなりません。もし、鏡にぶつかってしまっても強化ガラスなど割れにくい素材を使用していれば割れて傷つけることもありません。また、手すりや滑り止めも検討し、安全にくつろげる空間を作りましょう。

お風呂に求めることは何か

お風呂のリフォームは平均100万円~150万円といわれており、気軽に行えるものでもありません。リフォームするに当たって望むものをよく話し合い、方向を決めましょう。

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