リフォーム開始前に必ず確認する事

リフォームとは、家を住みやすくするための手段です。長年住んでいるお家をリフォームするだけでなく、中古住宅を購入して全く新しい形にリフォームする方も多いですね。壁紙を取り替える程度のプチリフォームから、基礎や柱以外は新しい家のようになる大掛かりなリフォームまでさまざまあります。しかし、どのリフォームも、思い通りに仕上げるには押さえておくべきポイントがあります。ここでは、リフォーム開始前のポイントに重点をおいてお伝えします。リフォームを検討中の方も、具体的にすすめる段階の方もぜひチェックしてくださいね!

リフォーム開始前に必ず確認する事①ー費用についてー

知っておかないと予算オーバーしてしまうこともある費用。リフォーム業界や建築業界に携わる方でなければ勘違いしてしまうような項目があったり、追加予算が発生したりと一筋縄でいかない場合も多いですね。まずは、勘違いしそうな項目からみていきましょう。

清掃

見積もりに清掃と書かれているのに、別途クリーニング代を請求されて困惑したという話はよく聞きます。これは二重請求ではなく、お互いの認識の違いが原因です。業者のいう清掃とは、現場ででたゴミを作業員がササッと片付けする項目を指しており、引き渡し時に行う本格的な清掃とは異なります。清掃と書いてある場合は、どこまで含まれているのかしっかり確認しておきましょう。

別途工事

見積書に別途工事の項目を見つけたら必ず確認しておきましょう。大抵は見積もりに含まれておらず、別途請求書が発生します。クリーニングのように小さな項目から、水道やガスといった屋外工事などリフォームに付随する工事であっても別途工事と書かれている場合があるのでよく確認する必要があります。

あくまでも見積もり

リフォームに入るまでに何度も打ち合わせをして詳細に見積もりをだしていますが、これはあくまで見積もりでありこの額が変化することもよくあります。これはどの業者でも起こりうることで、悪質業者に限ったことではありません。見えない部分が腐っていて対応が必要になるなど、新築とは異なり開けてみないと本当に必要な工事が分からないリフォームの特性ゆえ仕方がないというのが実状です。見積もり金額はあくまで目安と考えておきましょう。

リフォーム開始前に必ず確認する事②ー工事期間ー

工事期間は前後することも

工事の予定は事前に決められていますが、トラブルや天気によって計画が変更されることもあります。大掛かりなリフォームの場合、住まいの確保も必要となるので少し余裕を持った予算や日程にしておくことをおすすめします。

リフォーム開始前に必ず確認する事③ーカギの扱いー

カギの扱い

住みながらでない場合に注意したいのはカギの扱いでしょう。しかし、住みながらリフォームする場合でも、ずっと家人が家にいるとは限りません。カギを預ける場合もありますが、この扱いや責任についてよく確認する必要があります。キーボックスを設置したり、カギを使う人を限定するなどの扱いに関する点や、受け渡しについて曖昧にならないようカギの受渡し書を制作するなど安心できる仕組みを作りましょう。

事前に確認すればトラブルは減る

業界の常識や慣例を知っておかないと、リフォームについておかしいと感じる点があるかもしれません。そんな時は有耶無耶にせずしっかり質問し、お互いの認識をすり合わせればトラブルに発展することは少ないですね。質問しても適当な返答が返ってくる、不機嫌になるといった業者は悪質業者の可能性もありますので、注意が必要です。契約する前にしっかり確認することでさまざまなトラブルを防げることを知り、納得いくリフォームができるよう行動しましょう。

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